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冬日感懐冬の陽のただしきこころ縁に出てわれは思いぬ 思いわび静かに生ける この金魚あかきがままに 夏を越し秋を過せし この魚の黙せるこころ遠き日のいよいよ遠くに遠きやま涙たれたり 陽のひかり松の梢は 疎らにて風は通れり なべてみな著きものなく 陽はただにただに堪へたり冬の陽のただしきこころ縁に出てわれは思いぬ(中島栄次郎、昭和14年2月「コギト」第81号)
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